小児矯正中の口腔ケアの重要性と正しい歯磨き方法!|Sora Dental Clinic|神戸市垂水区の歯医者

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小児矯正中の口腔ケアの重要性と正しい歯磨き方法!

こんにちは!Sora Dental Clinicです!

小児矯正を始めたばかりの親御さんの中には、「矯正中の歯磨きはどうすればいいの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
矯正装置をつけると、食べカスや歯垢がたまりやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

本記事では、小児矯正中の口腔ケアの重要性や、正しい歯磨き方法、さらに歯ブラシの選び方や食生活のポイントについて詳しく解説します!


小児矯正の目的とメリット

小児矯正は、子どもの成長に合わせて歯並びや噛み合わせを整える治療です。
具体的なメリットとして、以下の点が挙げられます。

噛み合わせの改善:正しい噛み合わせは、食事や発音の発達に大きく影響します。
むし歯や歯周病の予防:歯並びが整うことで、歯磨きがしやすくなり、口腔内の健康を維持しやすくなります。
見た目のコンプレックス解消:将来的な歯並びの美しさにもつながります。
しかし、矯正中の口腔ケアを怠ると、逆にむし歯や歯周病のリスクが高まるため、適切なケアが必要です。


矯正中の歯磨きがなぜ重要か

矯正装置を装着すると、普段よりも食べカスや歯垢がたまりやすくなります。
その結果、以下のリスクが高まります。

むし歯のリスク増加:装置の周りに汚れがたまると、むし歯になりやすくなります。
歯肉炎のリスク:歯ぐきの炎症が進むと、歯周病へと発展する可能性があります。
口臭の原因:食べカスが残ることで、口臭が発生しやすくなります。
そのため、矯正中はいつも以上に丁寧な歯磨きが求められます。


矯正装置があるときの歯磨きのポイント

矯正中の歯磨きでは、特に以下の点に注意しましょう。

1. 歯ブラシの選び方
矯正装置に適した歯ブラシを選ぶことが大切です。

矯正専用歯ブラシ:ブラケットの周りの汚れを落としやすい形状
タフトブラシ:細かい部分の仕上げ磨きに最適
電動歯ブラシ:振動で汚れをしっかり落とす(ただし、装置が破損しないように注意)
       当医院でおすすめさせていただいているものがございますので気になる方はお声かけください

2. 歯磨きの手順
矯正中は、通常の歯磨きよりも時間をかけて丁寧に行うことが大切です。

① 装置の周りを意識してブラッシング(ブラシを斜めに当てる)
② 歯と歯ぐきの境目をしっかり磨く
③ タフトブラシで細かい部分を仕上げ磨き
④ デンタルフロス・歯間ブラシを使う

3. 歯間ブラシとデンタルフロスの使用方法
矯正中は、歯と歯の間の清掃が特に重要です。

歯間ブラシ:装置の隙間や歯と歯の間の汚れを除去
デンタルフロス:むし歯予防に効果的(ワックス付きフロスが使いやすい)
歯周病やむし歯のリスクを減らすための対策
フッ素入り歯磨き粉を使う(むし歯予防に効果的)
食後すぐに歯磨きをする(汚れが固着する前に落とす)
定期的な歯科検診を受ける(歯医者でのクリーニングが重要)
食生活の見直し
矯正治療中の食事も、歯の健康に大きく影響します。
以下のポイントを意識しましょう。


矯正中におすすめの食べ物

柔らかい食品(ヨーグルト、スクランブルエッグ、煮野菜)
歯に優しい食品(ご飯、うどん、スープ)
避けるべき食べ物
硬いもの(せんべい、ナッツ類):装置が外れる原因に
粘着性のあるもの(ガム、キャラメル):装置にくっつきやすい
着色しやすいもの(コーヒー、カレー):装置が変色する恐れあり


矯正中のお子様のモチベーションを保つ方法

歯磨きチェック表を作る(楽しく続けられる工夫)
ご褒美システムを活用(一定期間ケアを頑張ったらご褒美を用意)
親子で一緒に歯磨きする(習慣化しやすい)
楽しい歯磨き習慣の作り方
好きなキャラクターの歯ブラシを使う
歯磨きアプリを活用する(ゲーム感覚で歯磨き習慣をつける)
鏡を見ながら歯磨きする(磨き残しをチェック)


まとめ

小児矯正中の口腔ケアは、治療の成功に大きく影響します。

✅ 矯正中の口腔ケアを徹底することで、むし歯や歯周病のリスクを軽減!
✅ 正しい歯磨き方法や、適切な歯ブラシを選ぶことが重要!
✅ 食生活を見直し、矯正装置に優しい食事を心がける!

本記事をお読みいただきありがとうございます。
何かご不明な点やお悩みがございましたら、Sora Dental Clinic にお気軽にご相談ください!

Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴