こんにちは!Sora Dental Clinicです!
「子どもの矯正治療を始めたいけど、どのくらいの頻度で通院が必要なの?」「忙しい毎日の中で矯正治療との両立ができるか不安…」そんな保護者の方も多いのではないでしょうか?
本記事では、小児矯正における通院頻度の目安や、治療段階・年齢による違い、よくある悩みについて詳しく解説します。お子さまの成長に合わせた治療スケジュールを理解し、無理のない矯正生活をスタートするための情報をまとめました。
小児矯正とは?治療の全体像を知ろう
小児矯正は、成長期の子どもの顎の発達や歯並びを整えるための治療です。主に以下の2段階に分かれています。
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1期治療(6〜11歳頃):骨格の成長をコントロールしながら永久歯の生えるスペースを確保します。
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2期治療(12歳以降):永久歯が生え揃った後に、ワイヤーやマウスピースで歯の位置を細かく整えます。
これらの治療は、それぞれで通院頻度や内容が異なるため、計画的なスケジューリングが重要になります。
年齢別に見る小児矯正の通院頻度
乳歯列期(3〜6歳)
この時期は定期検診を中心に、歯並びや咬合のチェックを行います。おおよそ3ヶ月に1回の通院が一般的です。
混合歯列期(6〜12歳)
1期治療のメイン期間です。装置の調整が必要になるため、1ヶ月に1回の通院が理想的です。
永久歯列期(12歳以降)
2期治療が始まり、細かい歯の動きに合わせた調整が必要です。ワイヤー矯正の場合、1ヶ月に1回が通院の基本ペースです。
治療段階別の通院内容と頻度
治療は段階的に進みます。それぞれの段階で通院の目的も異なります。
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初診・カウンセリング:1~3回の来院で、治療方針を確認します。
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装置の装着前後:調整・説明を含めて1〜2回程度の通院。
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装着後の調整通院:1ヶ月に1度のペースで、装置の調整や歯の動きの確認を行います。
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保定期間中:治療完了後、後戻り防止のため3〜6ヶ月に1回のメンテナンス通院が必要です。
通院が治療結果に与える影響とは?
定期的な通院を怠ると、装置が正しく機能せず、歯の動きが想定より遅れてしまうことがあります。結果として治療期間が延びたり、再治療が必要になったりするリスクもあるのです。
あるケースでは、2ヶ月間の通院を忘れてしまったことで、装置が外れてしまい、再装着に余計な費用と時間がかかったという例もあります。
忙しい中でも、スケジュールに通院を組み込むことが大切です。
まとめ
小児矯正の通院頻度は、年齢や治療段階によって異なります。定期的な通院を継続することで、矯正治療はスムーズに進み、将来的な口元の健康にも良い影響を与えます。
特に成長期の子どもにとっては、矯正治療のタイミングが重要です。ご家族でしっかりスケジュールを管理し、無理のない通院を心がけてください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、Sora Dental Clinicにお気軽にご相談ください。
Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴