子どもの矯正装置と学校生活について|Sora Dental Clinic|神戸市垂水区の歯医者

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子どもの矯正装置と学校生活について


こんにちは!Sora Dental Clinicです!

「子どもに矯正治療を受けさせたいけど、学校生活に支障が出ないか心配…」とお悩みの保護者の方は多いのではないでしょうか?体育や給食、音楽の授業、さらには友達との関係まで、学校でのさまざまな場面が気になりますよね。

この記事では、学校生活と子どもの矯正装置の関係について、実際の生活シーンを想定しながら分かりやすく解説します。どの装置が学校に適しているのか、装着時間の管理方法、紛失リスクの対処など、保護者の皆様が気になるポイントを詳しく取り上げます。

 



取り外し式矯正装置は学校生活に適している?

子どもの矯正装置には「固定式」と「取り外し式」の大きく2つの種類があります。学校生活において負担が少ないのは、取り外し可能な装置です。

たとえば、「床矯正」や「インビザラインファースト」などの装置は、学校にいる間は外すことが可能で、自宅での装着を中心に治療を進められます。

 



体育や音楽の授業で気をつけたいこと

運動量が多い体育や、管楽器を演奏する音楽の授業では、矯正装置を外すことが基本です。固定式の装置だと「ぶつかって口の中を傷つける」「楽器がうまく吹けない」といった支障が出ることがあります。

そのため、取り外し式の装置を選び、1日22時間以上装着することが推奨されています。特に部活動などがある高学年では、生活リズムに合わせた柔軟な対応が必要です。

 



装置の紛失や破損を防ぐには?

子どもが装置を学校に持っていく場合、「紛失」が大きなリスクになります。実際に、給食中に外した装置をティッシュに包んで捨ててしまったケースもあります。

これを防ぐには、名前を記載した専用のケースを使うことが基本です。また、「決まったポーチに入れる」「ランドセルの特定のポケットに収納する」といったルールを決めることで、紛失の可能性は大きく減少します。



装置が原因でいじめにつながることはある?

矯正装置の見た目が原因で、子どもがいじめやからかいを受けないかを心配する保護者も少なくありません。

この点においても、透明で目立ちにくい「インビザラインファースト」などのマウスピース型矯正装置が有効です。見た目の変化が少なく、装着時も滑舌への影響が比較的小さいため、周囲に気づかれにくいという特徴があります。

また、学校側に治療中であることを伝えておくことで、教員のサポートが得られやすくなり、安心感にもつながります。



学校生活と矯正装置の関係を装置別に比較

 

装置名 取り外し 学校生活への影響 主な特徴
床矯正 可能 外す必要あり 顎の拡大、成長期に効果的
インビザラインファースト 可能 食事時外す・目立たない 透明で見えにくい、滑舌への影響少
ワイヤー矯正(固定式) 不可 常時装着 強制力が強いが、日常生活で不便
       

まとめ

学校生活に支障を出さずに矯正治療を進めるには、お子さんに合った矯正装置の選択が重要です。特に取り外し可能な床矯正、インビザラインファーストなどは、体育や給食、音楽の授業に対応しやすく、子どもの生活に寄り添った治療が可能です。

どの治療が最適かは、成長の段階や生活スタイルによっても異なるため、まずは歯科医師にご相談ください。学校生活と両立しやすい方法を一緒に考えていきましょう。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、Sora Dental Clinicにお気軽にご相談ください。

Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴