あけましておめでとうございます。Sora Dental Clinicです。令和8年もどうぞよろしくお願いいたします!
「子どもの口からドブのような臭いがする…」「毎日歯みがきしているのに口臭が取れない」
そんな悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
実は、子どもの口臭の原因は1つではなく、生活習慣やお口の健康状態、さらには体調まで関係しています。
今回は、子どもの口臭の主な原因と、家庭でできるケア、歯科医院での治療について解説します。
■ 子どもの口臭の主な原因7つ
① 歯肉炎や虫歯
歯みがきの磨き残しや、歯肉炎・虫歯があると、細菌が増えて強い臭いを発します。
特に乳歯のすき間や奥歯の溝は汚れが溜まりやすく、注意が必要です。
② 口呼吸
口を開けたままの「口呼吸」は、お口の中が乾燥しやすくなり、唾液による自浄作用が低下します。
唾液が少なくなると、細菌が繁殖し、口臭や歯肉炎、虫歯の原因になります。
③ 唾液の量が少ない(乾燥)
水分不足や緊張、ストレスなどで唾液の分泌量が減ると、口臭が強くなります。
「水をあまり飲まない」「長時間マスクをしている」お子さんにも多く見られます。
④ においの強い食べ物
にんにく・玉ねぎ・カレーなど、においの強い食材を食べた後は一時的に口臭が強くなります。
これは一過性のものなので、しっかり歯みがきやうがいをすれば改善します。
⑤ 生理的口臭
朝起きた直後や空腹時など、誰にでもある一時的な口臭です。
起床後の水分補給や朝食を取ることで軽減します。
⑥ 消化器系・鼻・喉の病気
鼻炎や副鼻腔炎、扁桃腺炎などによる鼻づまり・膿栓(のうせん)も臭いの原因になります。
また、胃腸の不調や糖尿病などの内科的疾患が関係している場合もあります。
⑦ ストレス
精神的なストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、唾液量が減少します。
これも口臭の悪化につながることがあります。
■ 食生活と口臭の関係
食生活の乱れは、子どもの口臭に直結します。
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糖分の多いお菓子や飲料 → 細菌のエサになり、虫歯や口臭の原因に
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強い香りのある食べ物 → 一時的に息に臭いが残る
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水分不足 → 唾液量が減り、細菌が繁殖しやすくなる
まずは「よく噛んで食べる」「水やお茶をこまめに飲む」ことから始めましょう。
■ 口呼吸が原因の場合はMFT(口腔筋機能療法)が有効!
口呼吸が長く続くお子さんは、舌や唇の筋力が弱く、口が開いたままになりやすい傾向があります。
その結果、お口の中が乾燥し、口臭の原因となります。
このような場合に有効なのが、MFT(口腔筋機能療法)です。
MFTでは、舌や唇、頬などの筋肉を鍛え、自然に口を閉じて鼻で呼吸できるようトレーニングします。
MFTで期待できる効果
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鼻呼吸が定着して口臭が改善
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唾液の分泌が増え、細菌が減る
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舌や口周りの筋力が育ち、歯並びや発音も改善
口臭を繰り返すお子さまは、単なるお口の汚れだけでなく、呼吸や筋肉の使い方を見直すことが大切です。
■ 子どもの口臭が治らないときは歯医者へ相談を
家庭でケアしても口臭が続く場合、
歯肉炎・虫歯・舌苔(ぜったい)・鼻や喉の炎症など、専門的な治療が必要なケースがあります。
歯科医院では、
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歯や歯茎のクリーニング
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舌苔の除去
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口呼吸改善のトレーニング(MFT)
などを通して、根本原因から口臭を改善します。
■ ご家庭でできる子どもの口臭ケア
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1日2回の丁寧な歯みがき(仕上げ磨きも忘れずに)
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水やお茶をこまめに飲ませる
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食後のうがいでお口を清潔に
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鼻呼吸の習慣づけ(寝る前に口を閉じる練習)
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定期的な歯科検診の受診
■ まとめ:生活習慣の見直しで口臭は防げます
子どもの口臭は、「歯みがき不足」だけが原因ではありません。
口呼吸や舌の位置、唾液の量、さらにはストレスや体調も関係します。
お口の健康と全身のバランスを整えることで、自然と口臭も改善していきます。
気になる症状があるときは、早めに歯科医院に相談し、MFTや定期検診を通じて根本からケアしましょう。
本記事をお読みいただきありがとうございます。お子さんのお口のにおいが気になる方はSora Dental Clinicまでお気軽にご相談ください。
お子さまの健康なお口づくりをサポートします。
Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴
