こんにちは!Sora Dental Clinicです。
「子どものむし歯が心配…」「むし歯にならないようにするにはどうしたらいいんだろう」そんなお悩みを持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
子どものむし歯予防に欠かせないケアのひとつがフッ素塗布です。
乳歯は永久歯よりもやわらかく、酸に弱いためむし歯になりやすいのが特徴。
そこで、歯の表面にフッ素を塗布し、歯質を強くしてむし歯を予防します。
フッ素塗布は、歯が生え始める1歳前後から始めるのが理想的。
定期的に塗布を続けることで、むし歯になりにくい強い歯を育てることができます。
■ フッ素塗布の3つの主な効果
① 再石灰化の促進
私たちの歯は、食事のたびに「溶ける(脱灰)」と「修復(再石灰化)」を繰り返しています。
フッ素には、この再石灰化を促す働きがあり、初期のむし歯を自然に修復する力をサポートします。
② 歯質を強化する
フッ素がエナメル質に取り込まれると、「フルオロアパタイト」という物質に変化します。
これは酸に溶けにくく、むし歯菌の出す酸に負けない強い歯質を作ります。
③ むし歯菌の働きを抑える
フッ素はむし歯の原因となるミュータンス菌などの活動を抑制することで、
むし歯の進行をゆるやかにする効果も持っています。
■ フッ素塗布はいつから?いつまで?
フッ素塗布は、歯が生え始めたらすぐに始めてOKです。
生えたての乳歯や永久歯はまだ柔らかく、フッ素を取り込みやすい状態にあります。
特に乳歯期から学童期にかけては、むし歯リスクが最も高くなるため、
早い時期から定期的に継続することが重要です。
永久歯がすべて生えそろう中学生ごろ(14〜15歳)までは、
歯科医院でのフッ素塗布を続けると安心です。
■ フッ素塗布の理想的な頻度
フッ素の効果は約3か月程度持続するといわれています。
そのため、以下の頻度が目安となります。
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1〜3歳ごろ:3〜4か月に1回
乳歯が次々に生える時期。むし歯予防の土台づくりとして定期的に塗布します。 -
4〜6歳ごろ:3〜6か月に1回
奥歯の溝が深く、むし歯になりやすい時期。永久歯が生え始めるので注意が必要です。 -
小学生以降:半年に1回程度
永久歯が生えそろうまで、フッ素塗布を続けることで長期的なむし歯予防効果が得られます。
お子さまのむし歯リスクや生活習慣によって最適な頻度は異なるため、
定期健診の際に歯科医に相談すると良いでしょう。
■ 歯科医院でのフッ素塗布と自宅ケアの違い
● 歯科医院でのフッ素塗布
歯科医院では、プロフェッショナルケアとして高濃度のフッ素を使用します。
歯の表面をきれいにクリーニングしてから塗布するため、
フッ素が均一に行き渡り、効果が長持ちするのが特徴です。
● 自宅でのフッ素ケア
毎日の歯みがきにフッ素入り歯みがき粉やジェルを使うことで、
歯科医院での塗布と相乗効果が期待できます。
フッ素は「少量を毎日使う」ことで効果が高まるため、
家庭と歯科医院のダブルケアがおすすめです。
■ フッ素塗布の安全性について
「フッ素は体に悪いのでは?」と心配される方もいますが、
歯科医院で扱うフッ素は、国や自治体の安全基準に基づいた濃度と方法で使用されています。
また、歯に塗るフッ素は口の中で固まり、ほとんど吸収されません。
正しい方法で行えば、乳幼児にも安全に使用できます。
ただし、フッ素配合の製品を家庭で使用する際は、
お子さまが誤って飲み込まないように、保護者の方が確認しながら使用しましょう。
■ フッ素塗布を受けるときのポイント
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フッ素塗布の直後30分ほどは飲食・うがいを控えると効果的
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定期的な歯科健診と組み合わせることで、むし歯の早期発見・予防につながる
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仕上げ磨きと毎日のフッ素ケアを家庭でも継続する
この3つを意識するだけで、むし歯予防効果が格段に高まります。
■ まとめ:定期的なフッ素塗布でむし歯ゼロを目指そう
フッ素塗布は、むし歯になりやすい子どもの歯を守るためのもっとも効果的な予防法です。
定期的に塗布を続けることで、歯質が強化され、初期むし歯も自然修復しやすくなります。
また、自宅でのフッ素ケアとあわせて行うことで、
お子さまの歯を「生涯むし歯に負けない強い歯」に育てることができます。
本記事をお読みいただきありがとうございます。お子さんのむし歯予防でお困りの方はSora Dental Clinicまでお気軽にお問い合わせください。
小さなお子さまのむし歯予防・歯の健やかな成長を、ぜひ一緒にサポートしていきましょう。
Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴
