こんにちは!Sora Dental Clinicです。
「子どもの歯並びが気になる」「口がポカンと開いていることが多い」など、お子さまのお口の状態に不安を感じていませんか?
近年、小児矯正の一つとして注目されているのが「プレオルソ」です。取り外し可能で比較的負担が少ない治療法として知られていますが、すべてのケースに適応できるわけではありません。
この記事では、プレオルソの基本から効果、メリット・デメリット、適応できないケースまで、保護者の方にわかりやすく解説します。
プレオルソとは
プレオルソとは、主に成長期の子どもを対象とした「マウスピース型の咬合誘導装置」です。
歯並びそのものだけでなく、
- 口呼吸
- 舌の位置(低位舌)
- 指しゃぶりや舌癖
といった「歯並びを悪くする原因(悪習癖)」にアプローチしながら、自然な成長を利用して噛み合わせや歯並びの改善を目指します。
特徴
- 取り外し可能
- 主に就寝時+日中1時間程度の装着
- 柔らかい素材で比較的違和感が少ない
- 低年齢(3〜8歳頃)から始めやすい
プレオルソの効果
悪習癖を改善できる
口呼吸や舌のクセ、指しゃぶりなどは、歯並びが悪くなる大きな原因です。
プレオルソは、装置の形状により舌や口周りの筋肉の正しい使い方を促し、これらの習慣の改善をサポートします。
永久歯の歯並びが悪くなるのを防げる
成長期の顎の発育を利用することで、永久歯が並ぶスペースを確保しやすくなります。
その結果、
- 出っ歯(上顎前突)
- 受け口(反対咬合)
- ガタガタの歯並び(叢生)
などの予防・軽減が期待されます。
矯正治療後の後戻りがしにくい
歯だけでなく「原因となる習癖」から改善を目指すため、治療後の後戻りが起こりにくいとされています。
プレオルソのメリットとデメリット
プレオルソのメリット
取り外しができる
食事や歯みがきの際に外せるため、衛生的で日常生活への影響が少ないのが特徴です。
痛みや違和感が比較的少ない
柔らかい素材でできているため、ワイヤー矯正に比べて負担が軽い傾向があります。
成長を活かした治療ができる
顎の発育を利用できるため、将来的に本格矯正が必要になるリスクを減らせる可能性があります。
費用が比較的抑えられる
本格矯正に比べると、初期段階の治療として費用を抑えやすい傾向があります。
プレオルソの注意点
装着時間を守る必要がある
決められた装着時間(就寝時+日中)を守らないと、十分な効果が得られない可能性があります。
すべての症例に適応できない
重度の不正咬合や骨格の問題がある場合は、別の矯正治療が必要になることがあります。
保護者のサポートが重要
装着管理や習慣改善には、保護者の関わりが大きく影響します。
治療期間
- 数ヶ月〜2年程度が目安
- 成長や症状によって個人差あり
プレオルソができないケース
顎の成長が完了しているケース
プレオルソは「成長期の顎の発育」を利用する治療のため、成人や成長が終わっている場合には適応が難しくなります。
複雑な噛み合わせのケース
以下のような場合は、他の矯正治療が適していることがあります。
- 骨格性の強い受け口や出っ歯
- 重度の叢生(ガタガタ)
- 顎のズレが大きいケース
装着や習慣改善が難しいケース
- 装置を嫌がって装着できない
- 生活習慣の改善が難しい
- 保護者のサポートが難しい
こうした場合は、治療効果が十分に得られない可能性があります。
プレオルソを始める前に確認したいポイント
- 歯科医師による正確な診断を受ける
- 他の矯正治療との違いを理解する
- 治療の目的・ゴールを明確にする
- 費用や通院頻度を確認する
- 家庭でのサポート体制を整える
まとめ
プレオルソは、成長期のお子さまに対して「歯並びの原因から改善を目指す」小児矯正の一つです。
メリット
- 取り外し可能で負担が少ない
- 悪習癖の改善が期待できる
- 将来的な歯並びの予防につながる
注意点
- 装着時間の管理が必要
- すべての症例に適応できるわけではない
- 保護者の協力が重要
お子さまの歯並びやお口の癖が気になる場合は、早めに歯科医院で相談し、適切なタイミングで治療を検討することが大切です。
本記事をお読みいただきありがとうございます。気になることがございましたら、Sora Dental Clinicまでお気軽にお問い合わせください。
Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴
