子どもの口内炎ができたらどうする?原因・治し方・受診の目安を歯科医院が解説|Sora Dental Clinic|神戸市垂水区の歯医者

〒655-0008 兵庫県神戸市垂水区小束台868-1129

ブログ BLOG

子どもの口内炎ができたらどうする?原因・治し方・受診の目安を歯科医院が解説

こんにちは!!! Sora Dental Clinicです。

「子どもがご飯を食べると痛がる…」
「口の中を見たら白いできものがある…」

このような症状があると、「口内炎かな?」と心配になりますよね。

子どもの口内炎は、多くの場合は数日から2週間ほどで自然に治ります。しかし、中にはウイルス感染や歯並びなどが原因となっているケースもあり、適切な対応が大切です。

今回は、歯科の視点から、子どもの口内炎の原因や種類、ご家庭でできるケア、歯科医院を受診する目安について詳しくご紹介します。


子どもの口内炎とは?

口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症の総称です。

頬の内側や唇の裏、舌、歯ぐきなどにできることが多く、痛みのために食事や歯磨きを嫌がるお子さんも少なくありません。

子どもは口の粘膜がデリケートなため、少しの刺激でも口内炎ができやすいのが特徴です。


子どもの口内炎の主な原因

① 口の中の傷や刺激

最も多い原因は、お口の中の傷です。

例えば、

  • 食事中に頬や舌を噛んでしまった

  • 歯ブラシで傷つけた

  • とがった歯や歯並びが当たっている

  • 矯正装置が当たる

  • 熱い食べ物でやけどした

このような刺激が続くと口内炎になります。


② 免疫力の低下

風邪をひいた後や疲れがたまっているとき、睡眠不足が続いているときなどは免疫力が低下し、口内炎ができやすくなります。

新生活や習い事などによるストレスも原因の一つと考えられています。


③ 栄養バランスの乱れ

ビタミンB群やビタミンC、鉄分などが不足すると、お口の粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなることがあります。

好き嫌いが多いお子さんは特に注意が必要です。


④ ウイルス感染

発熱を伴う口内炎では、ウイルス感染が原因となっていることがあります。

代表的な病気には、

  • ヘルペス性歯肉口内炎

  • 手足口病

  • ヘルパンギーナ

などがあります。

これらは通常の口内炎とは対応が異なるため、小児科での診察が必要です。


⑤ お口の中が不衛生

歯磨きが十分にできていないと細菌が増え、口内炎が治りにくくなることがあります。

痛みがあっても、できる範囲でお口を清潔に保つことが大切です。


子どもによくみられる口内炎の種類

アフタ性口内炎

もっとも多いタイプです。

白っぽい丸い潰瘍ができ、食事や歯磨きのときに痛みを感じます。発熱はほとんどありません。


外傷性口内炎

頬や舌を噛んだり、歯や矯正装置が当たったりすることでできます。

原因を取り除くことで改善することがほとんどです。


ヘルペス性歯肉口内炎

高熱とともに歯ぐきが赤く腫れ、小さな水ぶくれや口内炎が多数できます。

強い痛みがあり、水分も飲めなくなることがあるため、早めの受診が必要です。


手足口病・ヘルパンギーナ

発熱に加え、口の中やのどに水ぶくれができ、手や足にも発疹が現れることがあります。

感染症のため、小児科で診察を受けましょう。


カンジダ性口内炎

乳児や抗菌薬を使用した後などにみられ、白い苔のようなものがお口の中に付着します。


ご家庭でできる口内炎のケア

お口の中を清潔に保つ

痛みがあっても、やさしく歯磨きを続けましょう。

細菌が増えると治りが遅くなることがあります。


水分補給をしっかり行う

脱水になると症状が悪化しやすくなります。

少量ずつでもこまめに水分を摂りましょう。


刺激の少ない食事を選ぶ

口内炎があるときは、

  • おかゆ

  • 豆腐

  • ヨーグルト

  • プリン

  • ゼリー

など、やわらかく刺激の少ない食事がおすすめです。

辛いもの、熱いもの、酸っぱいものは痛みが強くなるため控えましょう。


十分な休息をとる

睡眠をしっかりとることで免疫力が回復し、治りも早くなります。


歯科医院を受診した方がよいケース

次のような場合は、歯科医院の受診をおすすめします。

  • 歯や詰め物が当たっている

  • 歯並びが原因と思われる

  • 同じ場所に何度もできる

  • 2週間以上治らない

  • 口内炎を繰り返している

歯が原因で口内炎ができている場合は、歯を少し調整するだけで改善することもあります。


小児科を受診した方がよいケース

以下の症状がある場合は、感染症の可能性も考えられるため、小児科を受診しましょう。

  • 38℃以上の発熱がある

  • 水分が飲めない

  • 手や足にも発疹がある

  • 口内炎がたくさんできている

  • ぐったりしている


子どもの口内炎を予防するには

口内炎は日頃の生活習慣で予防できることもあります。

  • 毎日の丁寧な歯磨き

  • バランスの良い食事

  • 十分な睡眠

  • 水分補給

  • お口の乾燥を防ぐ

  • 定期的な歯科検診

また、歯並びや尖った歯が原因となっている場合は、歯科医院で早めに確認しておくと安心です。


まとめ

子どもの口内炎の多くは自然に治りますが、原因によって適切な対応は異なります。

特に、発熱を伴う場合や水分が摂れない場合は、感染症が隠れていることもあるため早めの受診が大切です。

一方で、歯や歯並びが原因となる口内炎は、歯科医院で原因を改善することで繰り返しにくくなるケースもあります。

本記事をお読みいただきありがとうございます。お子さんの口内炎が「なかなか治らない」「いつも同じ場所にできる」「歯が当たっている気がする」など気になる症状がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。

お子さまが痛みなく食事や歯磨きを楽しめるよう、お口の健康をしっかりサポートいたします。

Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴