子どもの前歯をぶつけたらすぐ確認!歯が欠けた・グラグラ・抜けたときの対応方法|Sora Dental Clinic|神戸市垂水区の歯医者

〒655-0008 兵庫県神戸市垂水区小束台868-1129

ブログ BLOG

子どもの前歯をぶつけたらすぐ確認!歯が欠けた・グラグラ・抜けたときの対応方法

こんにちは!Sora Dental Clinicです!

「子どもが転んで前歯をぶつけてしまった」「歯が少し欠けているけれど様子を見ても大丈夫?」「歯がグラグラしているけれど痛がっていないから安心していいの?」と不安になった経験はありませんか。

子どもの歯の外傷は、公園や保育園、学校、スポーツ中など日常生活の中で突然起こります。見た目には軽そうなケガでも、歯の根や神経にダメージが及んでいることがあり、時間が経ってから症状が現れるケースも少なくありません。

この記事では、子どもが歯をぶつけたときの正しい応急処置、症状別の対応方法、歯科医院で行う治療、乳歯が永久歯へ与える影響まで詳しく解説します。お子さんの歯を守るために知っておきたいポイントを分かりやすく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

子どもが歯をぶつけたら最初に確認するポイント

子どもが転倒した直後は保護者も慌ててしまいます。しかし、落ち着いて状態を確認することが最も重要です。

まずは頭や顔を強く打っていないか、意識ははっきりしているかを確認しましょう。吐き気や意識障害がある場合は歯科医院ではなく救急外来の受診を優先してください。

次に口の中を確認します。

・出血していないか
・歯が欠けていないか
・歯がグラグラしていないか
・歯が抜けていないか
・歯の位置がずれていないか

以前、公園で遊んでいた5歳のお子さんが転倒し、「少し血が出ただけ」と思って受診されたケースがありました。レントゲン検査を行った結果、歯の根にヒビが見つかり、早期治療によって歯を残すことができました。見た目だけでは判断できないことが多いため、早めの受診が大切です。

子どもの歯をぶつけたときの正しい応急処置

歯が欠けたり折れたりした場合

欠けた歯の破片が見つかった場合は捨てずに保管してください。歯の状態によっては元に戻せる場合があります。

神経まで達している場合には痛みが強く、細菌感染を防ぐための治療が必要になります。

歯がグラグラしている場合

グラグラしている歯を指や舌で触らないようにしましょう。

柔らかい食事を心掛け、できるだけ早く歯科医院で固定処置が必要かどうか確認します。

歯が抜けた場合

乳歯と永久歯では対応が異なります。

乳歯は無理に元へ戻さないことが原則です。無理に戻すことで永久歯の芽を傷つける可能性があります。

永久歯が抜けた場合は非常に緊急性が高くなります。

歯の根を持たず、歯の頭の部分だけを持ちます。軽く汚れを流し、牛乳または歯の保存液に浸して30~60分以内の受診が望ましいとされています。汚れを流す際は、石鹸で洗わないようにご注意ください。

歯が歯ぐきにめり込んだ場合

歯を自分で戻そうとせず、そのまま歯科医院を受診してください。

歯槽骨や永久歯への影響を確認するため、レントゲン検査が必要になります。

子どもの歯の外傷で起こる代表的な症状

歯の外傷にはさまざまな種類があります。

歯が欠ける・折れる

エナメル質だけが欠ける軽症から神経まで達する重症まで幅広く存在します。

歯がグラグラする

歯を支える歯根膜が損傷している可能性があります。

歯が抜ける

永久歯では時間との勝負になります。

歯が変色する

数週間から数か月後に歯が灰色や茶色へ変色することがあります。

痛みがなくても神経が壊死している場合があり、根管治療が必要になるケースがあります。

歯科医院ではどのような治療を行うの?

症状によって治療方法は異なります。

・欠けた歯の接着・修復
・詰め物や被せ物による修復
・歯の固定
・抜けた永久歯の再植
・神経を保護する治療
・根管治療
・定期的なレントゲンによる経過観察

歯の神経は受傷直後には問題なくても、数か月後に異常が現れることがあります。そのため、治療後も定期検診が重要です。

乳歯の外傷が永久歯へ与える影響

乳歯の根の下には永久歯が育っています。

強い衝撃を受けると、

・永久歯の変色
・歯の形の異常
・永久歯の萌出遅延
・歯並びへの影響

などが起こることがあります。

特に1〜3歳は乳歯の外傷が多い時期であり、永久歯への影響を考慮した診断が欠かせません。

こんな症状はすぐ歯科医院を受診しましょう

次のような症状がある場合は早急な受診をおすすめします。

・歯が抜けた
・歯が大きく欠けた
・歯がグラグラしている
・歯の位置がずれた
・歯が歯ぐきにめり込んだ
・出血が止まらない
・強い痛みがある

また、数日後に歯の色が変わったり、歯ぐきが腫れたりした場合も受診してください。

子どもの歯の外傷を防ぐための予防方法

転倒による歯の外傷は完全には防げませんが、リスクを減らすことはできます。

・室内環境を整える
・スポーツではマウスガードを使用する
・定期検診で歯やかみ合わせを確認する
・転びやすい姿勢や口呼吸の改善を行う

定期的な歯科受診は、万が一外傷が起きた際にも比較しやすく、適切な診断につながります。

子どもの歯の外傷に関するよくある質問

Q. 歯の色が変わったけれど痛みはありません。受診は必要ですか?

必要です。神経がダメージを受けている可能性があります。

Q. 乳歯が抜けた場合は戻した方がいいですか?

乳歯は戻さず、歯科医院で診察を受けてください。

Q. どの診療科を受診すればいいですか?

歯科医院を受診しましょう。顔面骨折などが疑われる場合には口腔外科との連携が必要になることがあります。

Q. 外傷後の歯磨きはどうすればよいですか?

やわらかい歯ブラシを使用し、傷口を避けながら優しく磨いてください。

まとめ

子どもの歯をぶつけたときは、見た目だけではケガの程度を判断できません。歯が欠けた、グラグラする、抜けた、変色したなどの症状は、時間が経ってから悪化することもあります。

特に永久歯が抜けた場合は迅速な対応が歯を残せる可能性を大きく左右します。また、乳歯の外傷でも永久歯へ影響を及ぼすことがあるため、自己判断せず歯科医院で診察を受けることが大切です。

早めの受診と適切な経過観察が、お子さんの大切な歯を将来まで守ることにつながります。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、Sora Dental Clinicにお気軽にご相談ください。

Sora Dental Clinic 院長 新井 敦貴